ゼロから始めるITキャリア、
手厚いサポートでスタート
IT業界に就職したいと最初から考えていたわけではありませんでした。しかし、大学時代に新型コロナウイルスの影響でリモート授業を経験し、その便利さを実感したことがきっかけで、IT分野に興味を持つようになりました。
入社を決めた理由は、複数の企業の面接を受ける中で、説明会が一方的な情報提供ではなく、こちらからも積極的に話しかけて会話ができる雰囲気だったことです。堅苦しさがなく、柔らかい印象を受けました。少人数での面接だったため、自分から話す機会も多く、面接官の方々も親身になって接してくださり、人柄の良さを強く感じました。
ITに関する専門的な知識がほとんどなかったため、技術職よりも営業職として関わりたいと考えたからです。入社後にはITの知識を学ぶ機会もいただき、技術的な業務にも携わることができましたが、営業のスタイルが自分に合っていると感じました。
特に魅力を感じたのは、新規営業で物を売るような飛び込み型ではなく、営業ノルマもなく、体育会系の雰囲気ではない点です。人と話すことは嫌いではなく、学生時代のアルバイト経験もあり、接客には慣れていました。
営業職は自分にとって取り組みやすいと感じています。OJT期間中には、親身に指導してくださる先輩方の姿を見て、人当たりの良さに安心感を覚えました。そうした先輩方の姿勢を見習い、自分も成長していきたいと思っています。
入社前はITに関する知識がまったくなかったため、外部研修を受けられたことは非常にありがたく感じました。研修期間中は、CiscoのCCNAやAzure関連の資格を一つずつ取得することができました。学生時代の試験勉強のように集中して取り組み、数ヶ月で資格を取得できたことは大きな達成感につながりました。研修は基本的に1日中講座を受けるスタイルで、学ぶことが仕事そのものでした。
外部研修には複数の企業から新人が集まり、約30名ほどのメンバーで構成されていました(当社からは3名参加)。週に2〜3日はリモートで、残りは対面での実施でした。対面の方が講師に直接質問しやすく、理解が深まりました。同じ講師・同じメンバーで3ヶ月間を過ごしたことで、自然とチームワークも生まれました。
研修を通じて得られたのは、IT知識だけでなく、社会人としての基本的なマナーや協力の姿勢です。参加者は皆ほぼ未経験で、何も知らない状態からスタートしたため、足並みをそろえて学ぶことの大切さや、知らない人と協力する力を身につける良い機会となりました。
会社説明会だけでは分からなかった部分を、OJTを通じて具体的に理解することができました。お客様とのやり取りや社内の業務の流れを体験することで、「自分の部署だけを知っている」のではなく、会社全体を俯瞰して学べたことが非常に有意義でした。
OJT期間中は、社内の多くの方と会話する機会があり、人との距離がぐっと縮まったと感じています。入社の決め手の一つでもあった「人当たりの良さ」や「温かい雰囲気」は、OJTでも変わらず、むしろさらにフレンドリーな印象を受けました。年齢に関係なく気軽に話しかけてくださり、お昼に連れて行っていただいたり、飲み会などの交流もありました。
また、社員の皆さんはオン・オフの切り替えが上手で、忙しい時期と余裕のある時期の時間の使い方にもメリハリがありました。フレックス制度やリモートワークなど、個人の裁量が尊重される環境の中で、自己管理の重要性を実感しました。先輩方の働き方や考え方を間近で見ることで、多くのことを学ばせていただきました。
私が仕事をする上で常に心がけているのは「自己管理」です。入社の決め手は、人の温かさと福利厚生の充実でした。フル出社・フル定時ではなく、柔軟な働き方ができる環境に惹かれました。プライベートも大切にしながら、仕事と両立できるライフスタイルを築きたいと思っています。
今のところ、明確なキャリアビジョンはまだ定まっていませんが、今学べることをしっかり吸収し、経験を積みながら知識を深めていきたいと考えています。尊敬できる先輩方の働き方を間近で見て、「自分も仕事ができるようになりたい」と強く思うようになりました。まずは目の前の業務に真摯に取り組むことを大切にしています。
入社してから改めて感じたのは、福利厚生や人間関係の良さが本物だったということです。説明会では分からなかった社内の雰囲気や働き方も、実際に入ってみて「話が違う」と感じることはありませんでした。「働きやすさ」や「職場環境」を重視していたので、裁量の大きさや自由度の高さに驚きつつも、非常に満足しています。
就職先を選ぶ際は、「自分が何を大切にしたいか」を軸に考えることが大切です。働く環境や人間関係、裁量の有無など、自分にとって心地よい職場かどうかを見極めることが、長く働く上での満足度につながるのではないでしょうか。私自身、そうした視点で選んだ結果、今の職場に出会えました。自分の価値観を大切にして選んでいただければと思います。
