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株式会社ネットブレインズ

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VPN

2018.10.26
ネットワークセキュリティ

VPNとは

VPNとはVirtual Private Network。 離れた場所の間を仮想的な専用線でつないで、安全なデータ通信を実現する仕組みです。 仮想プライベート・ネットワークとも言います。

 

■拠点間接続 VPN(インターネットVPN) 「インターネットVPN」は、その機能を持った接続ルータを利用して、距離の離れた拠点同士のLANをつなぐことができます。 弊社から提供している接続ルータを拠点ごとに設置することで、IPsecプロトコルを使用したVPNトンネルが、離れたオフィスの間の接続をセキュリティで暗号化、保護されたものにします。 VPNトンネル上では、企業の本社、支社、リモートユーザー、またはテレコミューターが、ネットワークおよびホストになります。 ファイアウォール内で交換されるような重要なデータが扱えるので、通信が効率化され、専用線のコストが軽減され、各エンドポイントでのセキュリティが保持されます。 インターネット回線を使うため、VPNトンネルに使用するプロトコルが回線側で使用可能という事と、拠点どちらか回線は固定IPを持って頂く事が前提となります。

 

リモートアクセス VPN

VPN接続ルータを拠点に設置して、外から社内ネットワークにVPN接続できるようになるリモートアクセスVPNも可能です。 ノートPCやスマートデバイスにVPN接続のためのソフトウェアや各種設定をして利用します。 認証セキュリティの強さとコストの安さが大きなメリットと言えます。 以下のプロトコルをサポートしています。 「IPsec」、「SSL」、「L2TP」、「IKEv」 いずれもVPN接続ルータで、それぞれ個別の構成設定が必要です。 弊社ではよく使用する端末やネットワークの事情によって、使い分けて頂くことを提案しています。

 

■SSL-VPN

専用クライアントソフトのインストールが必要です。 クライアント端末での設定がほとんど不要、というメリットがあります。 その導入と運用のしやすさ、ユーザーの利用端末の多さから、特別な要件が無い限り、Windows端末での利用におススメしています。

 

■IPsec-VPN

ソフトのインストールが不要です。 スマートデバイスでも対応されているものが多く、どの端末でも利用できると思います。 クライアント端末での設定が必須となりますので、管理の手間もかかります。 SSL-VPNが使いづらい場合や、Windows以外の端末(Macなど)の使用で候補となります。

 

■L2TP・IKEv2

ソフトのインストールが不要です。IPsec-VPNと同じく、広く対応されています。 iPhone、Androidなどのスマートデバイスの場合、候補になります。 わざわざアプリを別途インストールして設定を必要とするSSL-VPNより、端末の元々の機能として利用できるL2TPやIKEv2の方が、結果としてシンプルだからです。


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