メニュー閉じる

株式会社ネットブレインズ

導入実績

ITアウトソーシング事例

ホーム > 導入実績 > 株式会社ティーダイレクト様

株式会社ティーダイレクト様

約10年、情シス専任担当者なしで右肩上がりに成長!「NBCSS」の活用で、コストも運用も最適化。

edge

 

記事インデックス

  1. 数人の社員規模では、情シス専任担当者の設置は困難…
  2. 予算も必要要件も的確に把握し、最適な提案を
  3. NBCSSは“ひとり情シス”の会社にぴったり

数人の社員規模では、情シス専任担当者の設置は困難…

ダイレクトマーケティングの手法で通販事業の支援を行うティーダイレクト社。通販事業というとウェブのイメージが強いが、同社はむしろそれ以外のチャネルを活用した支援を強みとしている。同社の支援を受けた企業からは「ロイヤルティの高い顧客を獲得でき、リピーター育成につながる」と評判も高い。その背景について、同社経営企画部部長の松尾大氏は次のように明かす。

 

「近年、通販においてウェブを活用していない企業は少数派になっていると言えるでしょう。一方で、当社のクライアントに多い化粧品や食品といった分野は、実際に商品を試したうえで購入したいという層が確実にいます。そのため、たとえば商業施設のスペースを活用したポップアップストア(期間限定店舗)などの施策が非常に有効です。ウェブだけでは獲得できなかった層にリーチできるため、顧客のポートフォリオを充実させたい通販会社さんには、特にメリットを感じていただいています。」(松尾氏)

 

具体的な施策の提案から実行、顧客管理までワンストップで支援できるため、通販事業の担当者が少ない、あるいは予算はあるけれども忙しくてPDCAサイクルを回せないといった課題を抱える企業から信頼を寄せられているという同社。

 

一方、これまで同社では情報システム専任の担当者を設置したことはないという。その背景には、ベンチャー企業ならではの事情があった。

 

「当社は、創業時に数人しかいなかったこともあり、しばらくはオフィスやシステム周りを他社とシェアリングしていました。そのため、専任担当者を置く必要はありませんでした。」(松尾氏)

 

しかし、順調に業績を伸ばしていく中で、他社とのシェアリングでは賄いきれなくなる。創業3年後の2011年にオフィス移転を果たすが、そのとき同社では、情報システム専任の担当者を設置するべきではないかとの議論が起こった。

 

「ちょうど東日本大震災の発生後ということもあり、BCP(※)の観点からファイルサーバーを新設する計画が持ち上がっていました。そうなると、やはり誰かがシステム周りを見なくてはなりません。ただ、当社はまだ社員が数人しかいない状態でしたので、専任の担当者を雇用するという決断はなかなかできませんでした。」(松尾氏)

 

限られたリソースで業務を回している中での人員追加は、コスト面だけでなくマネジメント面から見てもかなりの負担増となる。一方で、当時の社員はマルチタスクが当たり前となっており、松尾氏自身も本来の経営企画だけでなく営業や採用、経理、労務まで担当。さらに“ひとり情シス”の役割まで果たすのは困難な状況だった。

(※)事業継続計画。災害等による緊急時に向け、対策や計画を講じること。

 

予算も必要要件も的確に把握し、最適な提案を

そんなとき、取引先企業から紹介されたのがネットブレインズの「NBCSS」だ。

 

「当社の状況をお伝えするとともに、ファイルサーバーについても相談しました。正直、ファイルサーバー用にサーバーを構築しようとすると初期投資が高額になるのがネックだったのですが、安価に目的を達成できる方法を提案いただいたのです。」(松尾氏)

 

提案されたのは、当時はまだそこまで利用者数が多くなかったGoogle Apps(G Suite)だった。他企業に同様の相談をすると、独自のパッケージやソリューションの提案を受けることが多かったという松尾氏にとって、ネットブレインズの対応は新鮮なものだったという。

 

「IT関係の企業さんの場合、システム周りをまるごと構築するような提案をしてくるケースが少なくありません。そのお気持ちはわかるのですが、創業当時の当社のように小規模な企業の場合、予算も合いませんし、そこまでのシステムは必要ありません。その点、ネットブレインズさんは、当社がやりたいことと予算感を的確に把握したうえで、長く安定して使えるための仕組みを考えていただけたのがありがたかったですね。」(松尾氏)

 

そうした経緯もあって、すんなりと「NBCSS」の導入を決定。企業の情報システム部門が担う業務をまるごとアウトソーシングできるITサポートサービスだけあって、新たなオフィスでの回線引き回しから接続設定といった細かい作業も手早く的確にこなしてくれたと松尾氏は振り返る。それから約10年が経過した今、ティーダイレクトは順調に業績を伸ばし、従業員数も全体で約30人まで増えたが、情報システム専任の担当者は今でも設置していない。

 

単にシステム周りだけでなくIT関係全般の相談ができるので、もはや専任担当者の必要性を感じていません。それこそ、気になることはメールで相談すればすぐに対応してもらえるので、『NBCSS』は当社の情シス部門と呼べる存在です。相談に対して解決法を提示するだけでなく、どうやったら当社のサイズに合った運用ができるか、予算が抑えられるかといった知恵を絞っていただけることも嬉しいですね。」(松尾氏)

 

象徴的なエピソードが、“オンライン会議システムの導入”だ。2020年現在、オンライン会議システムは当たり前のように無料で使えるが、少し前まではテレビ会議の導入が一般的で、その場合、初期費用だけで数十万円かかることも珍しくなかった。

 

当社は福岡にも拠点を置いているのですが、遠方のため頻繁に対面でミーティングすることはできません。何かいい方法はないかと相談したところ、iPadを活用してはどうかと提案してくれたのです。iPadならばFaceTime(ビデオ通話)が使えますから、端末の購入費用と通信費のみでオンライン会議ができます。当然、タブレット端末としても活用できますので無駄がありません。既存のサービスをうまく使い、こちらのやりたいことを最適化した形で実現してくれるので、安心して相談ができます。」(松尾氏)

 

 

NBCSSは“ひとり情シス”の会社にぴったり

「NBCSS」の特徴のひとつは、月5万円(税別)からというリーズナブルな価格設定にある。しかし松尾氏は、約10年間継続利用してきたのは、価格面だけが理由ではないと語る。

 

「リーズナブルであることに疑いはまったくありません。ただ、おそらく価格だけならより安価な企業も見つけられるのではないでしょうか。繰り返しになりますが、『NBCSS』を利用し続けているのは、当社の状況を的確に把握して、最適な対応をしてくれるからです。細かいことですが、たとえば当社と同じ目線で見積もりを出してくれたり、面倒なことでも親身に取り組んでくれたりといったことが、非常に助かっています。」(松尾氏)

 

今の時代、ある程度のITリテラシーのある社員であれば、情報システム周りの業務を本業と並行してこなすことは不可能ではないだろう。一方、ひとたびトラブルが発生すると、それを解消するために多くの時間と手間を費やしてしまう可能性がある。情報システムのメンテナンスに時間をとられて、本業がおろそかになってしまっては本末転倒だ。

 

「当社と同様の規模感の企業では、“ひとり情シス”でなんとか回しているというところも多いと思います。そして、おそらくその社員さんにはものすごい負担がかかっていることでしょう。結果として生産性が著しく低下している可能性もあります。そのような企業の方には、ぜひ『NBCSS』の利用をおすすめしたいですね。数字として検証したわけではないですが、『NBCSS』が当社の業績向上にも貢献してくれていると確信しています。今後も、情シス周りの心強いパートナーとして頼りにしています。」(松尾氏)

資料ダウンロード
各種製品の資料は
こちらからダウンロードいただけます。
お問い合わせ
製品に関するご相談・トライアルの
お申し込み等につきましては、
下記ページよりお気軽にお問い合わせください。